【新店舗工事】雷 東京本丸店~笠間焼アートの壁~1⃣完成編

8月から東京駅構内グランスタにて、

松戸市の中華蕎麦とみ田の直営店”雷 東京本丸店”がオープン致しました。

今回は1⃣完成時2⃣施工の様子3⃣笠間焼について…と、三回に分けてご紹介していきます。


外観

この看板は裏にLEDライトが内蔵されているため光らせることもできます。

側面の壁はこだわりの焼き物で仕上げています。

外壁の石は駅構内に良く馴染みます。


内観

笠間焼、御影石、天然木を使い、個性的だが落ち着きのある空間となっています。

店内入って左の壁一面は、壺や皿などの笠間焼を様々な大きさで砕きランダムに張ったアートな壁となっています。

床も波模様が入った笠間焼を並べています。

床に敷いてしまうのがもったいないくらいの上品な焼き物です。

壁の右上が四角く開いていますが、この写真撮影時にはまだ焼き上げている途中だった文字入りのタイルが入ります。

艶のあるグラデーションの文字がかっこいいです。


色も大きさも厚みもさまざまで、見ていて飽きません。

近くで見るとより立体感があります。


実はカウンターに並べているのも笠間焼のお皿です。

もちろん一枚一枚手作りなので微妙に模様や大きさが異なっています。

繊細で柔らかい雰囲気と色合いで、木との相性もばっちりです。


カウンターはアフリカンチーク(アサメラ)の無垢一枚板を合わせています。

木目が素晴らしいです。

光の当たり方などで色や艶感の印象が変わるのも面白いです。


現在券売機が置かれている入口の壁と足置き台は、稲田石(御影石)で仕上げています。

今回のカウンター下の鞄入れは大きめに作っています。

大きめバッグの女性の方も多めの荷物の旅行へ行く方も安心して使っていただけると思います。

クッション性のあるイスです。


厨房は今回も(株)フジマック社製を設置しました。

使いやすい動線となっています。

耐久性の良いSUS304を使用しています。


最後に

側面の外壁も一枚一枚が違う柄模様となっています。
右下をよく見ると…

この笠間焼を作ってくださった陶芸家”寺本守先生”のサインがあります。とても素敵な作品ですので、ぜひ直接ご覧になっていただきたいです。


今回も材料や施工にこだわった工事となりました。
そして次の記事ではこの工事の施工について書いていきたいと思います。