ハチミツとみつろう

最近気温も暖かくなってきて、夏の気配が近づいてきましたね。

沖縄県では高校野球の抽選会も行われたようです。

 

こうして熱くなってくると心配なのが、熱中症。

 

こまめな水分補給が必要になってきますが、毎日蜜を集める働き者のミツバチたちも私たちと同じで、水分をちゃんと取らないと死んでしまいます。

 

ということで、このようなものを設置しています。

こちら、ミツバチ専用の水場になっております。

写真の大半を占めている黒色は、炭です。

 

容器に水を張っただけだとミツバチが溺れてしまうのですが、こうして炭を設置してあげると足場代わりになります。

また、歯磨き粉にも使われているように炭には浄化作用があるので、水の浄化も行ってくれるため、一石二鳥です。

 

こんな工夫をしているお陰で…

今回も沢山のハチミツが採れました!

 

また、ハチミツの副産物として、蜜蝋(みつろう)も採れています!

蜜蝋というのは、ミツバチが巣を作る際に分泌する蝋(ろう)。

その名前の通り、実際にロウソクとして利用されることもあれば、リップクリームやハンドクリームなんかにも使用されています。

 

どうも古代では相当基調だったらしく、エジプトでは通貨に蜜蝋が使われていたそうです。

今でも安いわけではなく、100gで3000円前後することもあるらしいです。

 

そんな蜜蝋ですが、蝋の中では唯一食べることもできるそうで、いいホテルにの朝食でパンに乗せて食べることもあるらしく…。

 

そんな情報を聞いてしまったら試さずにはいられない!ということで…

はい、早速いただきました。

 

味はハチミツとほぼ似た様な味ですが、角が取れてまろやかになり、コクを感じます。

 

融点が高いせいか、噛んだ時に若干蜜蝋が固まる食感が今までに食べた事がない食感と言うか、おもしろい感覚に感じました。

 

このような体験ができるのも、養蜂の楽しみのひとつです。