アイツらとの戦いは続いています…。

先日、オオスズメバチの対策をしたというブログをアップいたしました。

オオスズメバチへの対策

依然として例年より高い気温が続いている、ということは、

スズメバチの活動期間も長いということになり…やつらとの戦いも続いている、ということです。

しかし、先日行った対策が威力を発揮しています!

 

 

この写真のように、入口が広く出口が狭い、

昔の人が魚を取るときに使用していた罠みたいな作りをしていますね。

 

 

スズメバチも魚と同様に、奥を目指して進んで戻れなくなり、

助けてというフェロモンを出して、仲間を助けようとして、また捕まり…のループに入ります。

 

さらに、この入口トラップだけではまだ心もとないので、

 

 

はい、用意したのは粘着シート。

こちらはより安価で、100均とかでも売っているものですが、効果は抜群です。

 

先ほどの罠は入口を守る役割があったので一概には言えませんが、

集めて退治をするという点ではこちらの方がいいのかな?なんて思います。

 

 

と、こういった対策を講じたおかげで今年のミツバチたちも無事です!

 

このまま来年、また美味しいハチミツを作ってくれることを願いながら、

今日もお世話頑張ります👍

ハチミツとみつろう

最近気温も暖かくなってきて、夏の気配が近づいてきましたね。

沖縄県では高校野球の抽選会も行われたようです。

 

こうして熱くなってくると心配なのが、熱中症。

 

こまめな水分補給が必要になってきますが、毎日蜜を集める働き者のミツバチたちも私たちと同じで、水分をちゃんと取らないと死んでしまいます。

 

ということで、このようなものを設置しています。

こちら、ミツバチ専用の水場になっております。

写真の大半を占めている黒色は、炭です。

 

容器に水を張っただけだとミツバチが溺れてしまうのですが、こうして炭を設置してあげると足場代わりになります。

また、歯磨き粉にも使われているように炭には浄化作用があるので、水の浄化も行ってくれるため、一石二鳥です。

 

こんな工夫をしているお陰で…

今回も沢山のハチミツが採れました!

 

また、ハチミツの副産物として、蜜蝋(みつろう)も採れています!

蜜蝋というのは、ミツバチが巣を作る際に分泌する蝋(ろう)。

その名前の通り、実際にロウソクとして利用されることもあれば、リップクリームやハンドクリームなんかにも使用されています。

 

どうも古代では相当基調だったらしく、エジプトでは通貨に蜜蝋が使われていたそうです。

今でも安いわけではなく、100gで3000円前後することもあるらしいです。

 

そんな蜜蝋ですが、蝋の中では唯一食べることもできるそうで、いいホテルにの朝食でパンに乗せて食べることもあるらしく…。

 

そんな情報を聞いてしまったら試さずにはいられない!ということで…

はい、早速いただきました。

 

味はハチミツとほぼ似た様な味ですが、角が取れてまろやかになり、コクを感じます。

 

融点が高いせいか、噛んだ時に若干蜜蝋が固まる食感が今までに食べた事がない食感と言うか、おもしろい感覚に感じました。

 

このような体験ができるのも、養蜂の楽しみのひとつです。

食べ頃なブルーベリーの見分け方

  1. もう土地を借りて農業を始めたのは最近ですが、ブルーベリーの栽培自体はもう5年もしております。

 

その中で、“ブルーベリーの収穫時期が見分けにくい”ということを感じていました。

 

実際、ご家庭でブルーベリーを栽培している方に話を聞いてみると、採っても甘いものと酸っぱいものが混ざっていて安定していないと伺います。

 

そこで、この5年間で培った経験から、“一番美味しいブルーベリーの収穫時期”をお伝えさせていただこうと思います!

 

まず、下の画像をご覧下さい

ブルーベリーの収穫直前の写真です。

青々と食べ頃に見える実ですが、1つはまだ早く、2つは食べごろの実になってます。

さて、どれだと思いますか?

 

正解は、②と③の実です!

と、いきなり正解がどうとかお話ししてもわからないと思うので、本投稿のタイトルにもあるように、簡単な見分け方をお伝えさせていただこうと思います!

続いて、こちらの画像をご覧下さい。

 

先程の画像を拡大し、見分けるべき箇所に矢印を付けさせていただきました。

注目するべき点は、“実と繋がる枝の色”と、“実と枝の境界線に黒い輪”があるかどうかです。

 

食べ頃のブルーベリーは、実と繋がっている枝が赤紫色になります。

一番右の実は根元がまだ若干黄緑色で、熟し切っていないのがわかりますよね。

他2つは角度の問題で見えていませんが、もっと赤紫色になっています。

 

また、もう一つの境界線の黒い輪、というのは、実に付いている枝の周りが、深い黒色になっているかどうかです。

 

①の実はまだ少し薄く、②の実は濃くなっていることがわかるかなと思います。

 

ブルーベリーは、バナナなどの実とは異なり、一度採取してしまうともう甘くなることはありません。

 

ここぞという瞬間を見極めて、一番いい状態の実を食べてあげて下さい!

 

また、仕事があって家にいる時間が短くて落ちてしまうのが不安、という方は、アルミホイルのような銀紙を土の上に載せてあげるのもいいですね。

 

銀色は鳥が寄ってきにくくなりますし、落ちるくらい大きくなった実が結局一番甘いので、オススメです!

一般社団法人ソーラーシェアリング協会様との協業

 

株式会社リトルバード(以下弊社)では、省エネ設備と独自のエコ技術を活用し農業活動にも力を入れてきました。現在は、8,000平米を超えるすぎと堤根農場で、約20種類のベリー系作物の栽培・研究をしています。

 

そしてこの度、弊社は、ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電システム)における豊富な実績とノウハウを持つ一般社団法人ソーラーシェアリング協会様と協業を開始します。

 

ソーラーシェアリング(営農型太陽光発電システム)とは、農作物をつくりながら、電気もつくる新しい農業のかたちです。農地に支柱を立てて上部空間に太陽光発電設備等の発電設備を設置し、農業と発電事業を同時に行う仕組みで、立体的に土地を利用するため、効率的に収益を高める事ができます。

 

また、ソーラーシェアリングは、自家発電した再生可能エネルギーを、効率よく自家消費する場合において、温度や湿度などの環境センシングや蓄電システム、水撒きの自動制御等を必要とする点から、弊社が得意とする省エネ設備やエコ技術と高い親和性を持ちます。

 

▲昨年末に見学させていただいた、一般社団法人ソーラーシェアリング協会様の経営する農業法人「SUNファーム市原」

 

これからの日本の農業の活性化、再生可能エネルギーの効率的な活用に貢献していけたらと思います。

今後の進捗は、またブログにてご報告いたします。

 

一般社団法人ソーラーシェアリング協会

HPリニューアルのお知らせ

日ごろより、当社のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

この度、当社のホームページを全面リニューアルいたしますので、事前にお知らせいたします。

今回のリニューアルでは、サイト情報の整理を行うとともにページ幅も拡大し、より快適にご覧いただけるようにいたします。

随時更新していきますので、もしかすると一部に閲覧しづらいページが発生する可能性もございますが、何卒ご了承ください。


今後とも当社ホームページをご覧いただけますよう、よろしくお願い申し上げます。

【新着依頼】ハモネロ(生ハムホルダー)作製②

今回も「株式会社 惣左衛門」様よりご依頼を受け、ハモネロ(生ハムをカットする台)を作製致しました。 千葉県柏市のふるさと納税の返礼品として、「株式会社 惣左衛門」様自慢の柏幻霜ポークの生ハムとこのハモネロをお渡しするそうです。

生ハムホルダー 生ハム原木 カエデ ハモネロ
前回はケンポナシ材を使いましたが、今回はモミジを使って作成いたしました。とても上品です。
生ハムホルダー 生ハム原木 カエデ ハモネロ
生ハムホルダー 生ハム原木 カエデ ハモネロ
生ハムのかたまりを斜めに刺して設置します。
生ハムホルダー 生ハム原木 カエデ ハモネロ
モミジ材は、美しい虎目調の木目が特徴的です。また変形が少なく、高い耐久性を持っています。
生ハムホルダー 生ハム原木 カエデ ハモネロ
我社のロゴです。

【五霞ラボ】五霞LABO始動!!~井戸掘り編~

 

 

五霞ラボでは完全オフグリッド住宅造りの研究をしていく予定なのですが、今回の井戸掘りはその第一歩となります。

 

オフグリッド(オフ=切る、グリッド=送電網)とは電気の供給を受けずにエネルギーを自給することで、当社独自の無冷暖房システム、太陽光発電、風力発電、エネルギーの蓄電、井戸などがあれば完全オフグリッドの生活ができます。

エネルギーの自給と聞くと大変な設備が必要と思われるかもしれませんが、無冷暖房システムにより冷暖房の為の電気を蓄えなくて済むので蓄電池を小さくでき、発電の為の太陽光発電、風力発電も最小限のもので済んでしまいます。

 

先日の台風では停電や断水が何日も続きましたが、そんな時もオフグリッドの家ではいつもどおりの生活を送れます!

 


井戸掘り ボーリング工法 井戸井戸掘り ボーリング工法 井戸


井戸掘り ボーリング工法 井戸

ボーリング工法という掘り方です。配管の先端に取り付けたビット(ドリルのようなもの)を回転させながら循環水をポンプで注入し掘り進めます。

 

井戸掘り ボーリング工法 井戸

深くなるにつれて掘った所が崩れていきやすくなるため、ベントナイト(崩れ防止液)を混ぜながら掘り進めます。今回は15m掘りました!


 

井戸掘り ボーリング工法 井戸

掘り終わってから井戸さらいをします。泥水を洗浄し、3時間ほど水を出しておくと透明になります。

 


おまけ

五霞ラボの納屋です。

古民家 リノベーション 古い納屋

before
まだ手を加えていない時の写真
ここで作業するには少し荒れすぎです。

古民家 リノベーション 古い納屋 コンクリート

after
物を片付け、地面はコンクリート、出入口にはシャッターを取り付けました。
広々と作業ができそうです!

 

古民家 リノベーション 古い納屋

奥には事務所とデッキを建てる予定です。その横に今回の井戸が造られます。


 

まだ色々と整備が必要な土地ですが、

これからどんなラボになっていくのか楽しみです。

 

【新着依頼】ハモネロ(生ハムホルダー)作製

 

今回は「株式会社 惣左衛門」様よりご依頼を受け、ハモネロ(生ハムをカットする台)を作製致しました。

 


生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

下の台はケンポナシ、支柱はアフリカンウォールナットという材料を使用しております。

 


生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

ケンポナシは木目が美しく、時に楽器や彫刻にも使われる材木です。
また“梨(ナシ)”と付いているだけあって、切断時、甘い香りがします。

 


生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

支柱も良い色合いを出しています。


生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

これは仕上げ前なのですが、それでも木目の綺麗さが分かります。

 


生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

生ハムの原木を・・・

 


生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

生ハムホルダー 生ハム原木 ケンポナシ ハモネロ

このように設置して使用します。

 


 

今回はハモネロの作製を致しました。

大切に使って頂けたら嬉しいです。

 

【新着工事】中華蕎麦 とみ田 改装工事〈松戸〉

 

今回は「中華蕎麦 とみ田」本店の改装工事を致しました。

(新着工事と言いつつ、実は2018年1月には完成しております…> <笑)

木材を店内外でさまざまな使い方をし、温かい《和》の雰囲気に仕上げました。

 


松戸 とみ田 店舗改装
庇は、耐久性・美観性に優れた三洲瓦の銀いぶしを使用しています。
軒先は京花軒瓦(鏡と呼ばれる丸い部分に三つ巴紋が入っている軒瓦)です。

 


和風 鉄平石 木
石張りは緻密で暗緑色で耐圧強度、耐水性に優れた鉄平石を使用しています。

 


三州瓦 軒瓦 庇
三州瓦は良質な三洲土を使っているので、歳月を重ねるごとにやわらかな風合いを増します。

 


のれん のれん受け 木のぬくもり 
のれん受けも味がある木を設置しました。

 


栗のカウンター 縄文杉のカウンター 御影石
床は稲田白御影石(店主の地元の石)を使用しています。

 


組子細工 アクセント壁 下がり壁
下がり壁は、細くカットした木をランダムに並べアクセント壁にしました。

 


照明 トイレドア カウンター
カウンターは木目の美しい栗材の一枚板、その上の付け台は縄文杉の一枚板を使用しています。

 


和風トイレ おしゃれ照明 竹
組子細工の照明を3つ設置しております。
組子の隙間からこぼれ出す温かな光が店内の雰囲気を優しくしてくれています。

 


ウレタン塗装 木のベンチ 細いベンチ
外のベンチは道にはみ出さないよう工夫した形になっています。

 


とみ田 昇り鯉 ガラス
お店の側面には、ラーメンの器にも描かれている昇り鯉がいます。

 


レンジフード とみ田 厨房
レンジフード裏に会社名とステッカーを入れさせて頂きました。ありがとうございます。

 


 

クライアントが希望していた《和》を無垢材や天然石、漆喰、組子細工などで丁寧に作り上げました。

これからもご依頼していただくお客様に満足していただけるような店舗や住宅造りをしていきたいです。

【新着工事】松戸富田麺絆〈東京・丸の内〉

 

東京駅前の商業施設「KITTE丸の内」地下1階に新規オープンしたラーメン店の工事を致しました。

昨年、改装工事を行わせていただいた千葉県松戸市にある本店「中華蕎麦 とみ田」ではをメイン材とし温かい和の雰囲気に仕上げましたが、今回は未来志向の材料として多くの可能性を秘めているステンレスを全体に使用し、和の要素を随所にちりばめました。

機能性や耐久・耐熱性に優れているステンレスをただ使っているだけでなく、ステンレスに様々な質感をつけ内装のデザインとして起用してみました。

 


とみ田 LED看板 松戸富田麺絆

入り口ではLED内臓の側面発光の看板と二匹の昇り鯉が出迎えてくれます。
周りにもたくさんお店が入っているのですが、ギラギラと一際目立ちます。

 


昇り鯉 ガラス ナショナル・アート

躍動感あふれる大きな昇り鯉は、一枚で貼っているかのように見えますが、実は数箇所に継ぎ目があります。

 


ステンレス 内装 KITTE

地下にあるため日光が入らないのですが、照明がステンレスと石に反射してここまでの明るさを出しています。

 


近代的 内装 ラーメン屋

中央の席です。
ラーメン屋さんとは思えない雰囲気です。

 


ステンレス カウンター マット

全28席あり、1席に対して1枚ステンレスのマットが敷いてあります。

 


ステンレス 収納 厨房

中もステンレスで仕上げ、たくさん収納スペースを確保しています。

 


クールな店内 ステンレス ラーメン店

クールな雰囲気ですが、中央の太い柱に後々「写真」や「和」の要素が入り、少しあたたかい印象になります。

 


ヘアライン エンボス ブラスト 鏡面

ステンレスのマットは4種類あり、ランダムに配置しています。
ステンレスの仕上げ方法は、ヘアライン(長い筋目)エンボス(凹凸模様)ブラスト(滑らかなマット感)鏡面(鏡のようにぴかぴか)など色々あります。

 


ステンレス マット ステンレス仕上げ加工


フジマック 厨房機器 ラーメン

厨房機器はフジマックさんの製品を使っています。

 


アクセントシール 桜 ソメイヨシノ シール

完成後にアクセントシールを貼りました。

 


メタリック 桜シール アクセントシール

メタリックなステンレスに暖かい色の桜が引き立ちます。

 


稲田石 御影石 ラーメン屋椅子 石畳

床は、茨城県笠間市の稲田白御影石(本店「中華蕎麦 とみ田」店主の地元の石)を使用しています。固くて丈夫です。
神社仏閣の境内の石畳などによく使われている石です。

 


漆喰壁 天然石 壁

漆喰壁天然石の組み合わせが上品です。

 


天然石 御影石 ショーケース

中央の太い柱も2種類の天然石を使用しています。

 


伝統工芸品 組子細工 江戸つまみかんざし

太い柱の帯には、伝統工芸品の組子細工江戸つまみかんざしを飾りました。

 


つまみかんざし彩野 伝統工芸品 江戸つまみかんざし

素敵です。制作過程のほぼ全て手作業で行っているそうです。
つまみかんざし彩野さんの作品です。

 


組子細工 文様 青海波

組子細工の文様にはそれぞれ意味があります。
青海波Seikaiha)-波が無限の広がりを表し「人々の幸せな暮らしがいつまでも続くように」という願いが込められています。

 


組子細工 文様 胡麻 桜 麻の葉

左から順に、
胡麻Goma)-栄養豊富な胡麻は古来から、不老不死や長生きの薬として用いられてきたことから「お客様の健康と長寿を祈る」という意味があります。
Sakura)-豊作祈願、冨貴繁栄の意味があります。
麻の葉Asanoha)-古来から「麻」は神事に用いられ、三角形にも魔除けの意味があることから、その集合体の「麻の葉」はより強い意味と美しさで日本を代表する文様です。

 


元祖つけ麺 山岸一雄 とみ田


 

今回も手間を惜しまず、ステンレス天然石を使用したこだわりの店舗を作り上げました。

「KITTE丸の内」へ行く機会がありましたら、ぜひ店内の造りも見て頂けたら嬉しく思います。