さて、2023年も年末です。
振り返ってみると、今年はどこか異常な年でしたね…。
やはり農家ということもあり、特に気になったのは気象です。
どうも今年はスーパーエルニーニョという現象だったらしく、例年よりも特に異常な気象でしたね。
振り返ってみると、雨が少なくて水が足りなかったり、太陽光が強すぎて葉が焼けてしまったりと、農家としても厳しい一年でした。
また、今年に限らず最近は異常気象が目立ちますよね…。
こうした異常気象のなかで対策を怠ると、私たち農家は生産量が安定せず大ピンチに陥ってしまう可能性も考えられます。
ということで今回は、こういった異常気象にどうやって立ち向かっているのかと、冬はどんなことをしているのかを紹介させていただこうと思います!
まず、これまでやっていた対策として‘雪や風を防ぐためのネット’があります。
鉄パイプで骨組みを作り、ネットを張っています。
建築の技術を活かして組み立てているので、多少の台風などでも大丈夫ですし、雪が積もってもそうそう壊れることはありません。
また、張っているネットは網目が細かいものを使用しているので、大きな害獣や害鳥、害虫からブルーベリーたちを守ることができるので、一石二鳥ですね。
次にご紹介するのが、‘バーク材’です。
このバーク材は、杉とヒノキの皮を剝いだものです。
このバーク材には害虫が少なく、夏には雑草から、冬は乾燥から作物を守ってくれる優れものです🌟
また、このバーク材ですが、粉砕・発酵・熟成させることで‘バーク堆肥’という、肥料取締法の特殊肥料として、国が認定している堆肥になったり、バーク材の角ばった部分を加工して一般向けに販売されている‘バークチップ’というものがあります。
どちらも一般的なホームセンターやネット販売で入手が可能で、畑だけではなくガーデニングでも役立つので、ぜひ試してみてください!
これらの対策をしながら、この異常気象を乗り切っていきます!
そして、そんな対策を新しい畑でも行っていく予定です…!
ここで更にブルーベリーたちを育てて、来年…ある商品を販売していく予定!
随時報告させていただくので、続報をお楽しみに!