8月から東京駅構内グランスタにて、
松戸市の中華蕎麦とみ田の直営店”雷 東京本丸店”がオープン致しました。
今回は1⃣完成時2⃣施工の様子3⃣笠間焼について…と、三回に分けてご紹介していきます。
今回の2⃣施工編では、完成までの工程を主に写真でご紹介していきます。
正面の外壁
駅構内の通路の雰囲気に馴染み、なおかつ看板が引き立つ色合いの品のある石で仕上げています。
まず、耐力性と弾力性に優れる変成シリコンエポキシ樹脂接着剤を下地に塗り付け、クシ目ゴテを用いてしっかりクシ目を立てます。
クシ目には、谷の部分から水分や空気などを逃がし、接着剤を均等に被着材に馴染ませる効果があります。下地や被着材の種類によって数種類のクシ目ゴテが利用されます。
全体の高さや幅を考えながら下から貼っていきます。水平になるようにパッキンを入れて調整していきます。少しのズレも上にいくほどに大きく影響してくるので大事な作業です。
天然の石は、石によって凹凸がさまざまで厚みが微妙に違ってくるので、綺麗に合わせるには職人さんの技術が不可欠です。
完成です。
最後に