今回は「中華蕎麦 とみ田」本店の改装工事を致しました。
(新着工事と言いつつ、実は2018年1月には完成しております…> <笑)
木材を店内外でさまざまな使い方をし、温かい《和》の雰囲気に仕上げました。
庇は、耐久性・美観性に優れた三洲瓦の銀いぶしを使用しています。
軒先は京花軒瓦(鏡と呼ばれる丸い部分に三つ巴紋が入っている軒瓦)です。
石張りは緻密で暗緑色で耐圧強度、耐水性に優れた鉄平石を使用しています。
三州瓦は良質な三洲土を使っているので、歳月を重ねるごとにやわらかな風合いを増します。
のれん受けも味がある木を設置しました。
床は稲田白御影石(店主の地元の石)を使用しています。
下がり壁は、細くカットした木をランダムに並べアクセント壁にしました。
カウンターは木目の美しい栗材の一枚板、その上の付け台は縄文杉の一枚板を使用しています。
組子細工の照明を3つ設置しております。
組子の隙間からこぼれ出す温かな光が店内の雰囲気を優しくしてくれています。
外のベンチは道にはみ出さないよう工夫した形になっています。
お店の側面には、ラーメンの器にも描かれている昇り鯉がいます。
レンジフード裏に会社名とステッカーを入れさせて頂きました。ありがとうございます。
クライアントが希望していた《和》を無垢材や天然石、漆喰、組子細工などで丁寧に作り上げました。
これからもご依頼していただくお客様に満足していただけるような店舗や住宅造りをしていきたいです。